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​まえがき

恥ずかしくて照れくさい、ちょっとイタイな、という話題を、赤裸々に話せるような人は、あなたにはいますか?

大人になればなるほど、立場や学歴、性別という、様々な要因に配慮して、深い話を面と向かって行うことが難しくなってしまいますよね。ですが本来であれば、ある程度大人になった今だからこそ、こそばゆい話題を真剣に聞き入れ、向き合って話すことができるはずなのです。見栄を張ってカッコつけて、お互い探り合いギスギスしてしまうのなんて、本当に悲しいことで、そこには無駄な時間と労力と、不快感、孤独しか生まれません。

ありがたいことに、今年25歳になった私には、こんなこともあんなことも話せるような関係の友人が、います。

友人らは言葉の意味をそのまま受け取るのではなく、人の気持ちや考えに寄り添って、理解しようという姿勢があり、そして、理解されようというこちらの姿勢、そして私たちの関係性を、様々なしがらみを飛び越え、肯定してくれています。

ここに掲載した文章は、将来の幸せを考えるために「君」と「私」が雑談した内容です。きっと誰もが一度は考えたことのあるテーマが、散りばめられているのではないでしょうか。

 

展示作品を見る上での心の壁を無くすために、ぜひ「私たち」を、あなたの心に土足で上がり込ませてください。

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